カシュクールのリボンベルトブラウス★画像から型紙を起こす事も出来るよ★パタンナーの仕事

東京都文京区で洋服のオーダーメイド、洋裁教室、型紙起こし、お直しの仕事等をしているクチュールメゾンユリトワです。

仕事の依頼は概ね、ホームページのお問い合わせフォームから頂きます。
今回も、同様にメールでご依頼頂きました。
お子さんのダンスコンクールの洋服だそうです。
ネットの画像から、型紙を起こしてくれないか?とのご依頼でした。


かなりお急ぎのようでした。
画像はフロント部分しかなかったんですが、画像をもとにデザイン画を描いて、了承して頂いてからパターンを起こしました。
最低限の数値はお知らせ頂きました。
肩幅、バスト、ウエスト、着丈などです。


洋裁はあまり慣れてないご様子だったので、なるべく縫いやすいように考えて製図しました。
衿ぐりは、裏バイアスが良いかと思いましたが、洋裁経験が浅い方でも縫いやすいのは見返しかな?と、細めの見返し仕立てにしました。


見返しのラインとステッチのライン。
見返しは鎖線、ステッチは破線です。

破線と、鎖線(ツートンツートン)が引けるスケールがあります。
型紙の仕事をするのであれば、必須です!
ステッチを描いたり、見返しを描いたり。


カシュクールの紐を脇の穴に通すデザイン。
簡単に割ロックで縫う仕様を描いておきました。
図解があると分かりやすいですね。


型紙に、縫製手順を簡単に書いておきました。
やっぱり図解があると分かりやすいかな?

縫製手順によって、パターンも変わるのでどのような仕様なのかは書いておかないといけないですよね。
リピーターさんや、プロの方からのご依頼の時は省略しちゃったりします。見ればわかりますからね。

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