リゾートワンピ完成★シャーリングで裏地を付ける方法★裏側の詳細

東京都文京区で洋服のオーダーメイド、洋裁教室、型紙起こし、お直しの仕事等をしているクチュールメゾンユリトワです。

数日前から作っていたオフショルダーのシャーリングワンピが完成しました。


着てみてから、丈を調整しました。
あんまり長すぎても、ネグリジェみたいで(笑)ちょっとだけ短くしました。


後ろも「わ」で裁ったので、らくちん被って着るワンピースです。


袖には3本シャーリング入れました。
袖は裏地ついていませんよ。


ポケットはシームポケットです。
必要ですね~。


裏側をお見せします。
前身頃と後ろ身頃にキュプラを裏打ちしています。
裏打ちとは裏地と表地を1枚の生地とみなして、縫う技法です。

袖は裏が付いていないので、袖と身頃を縫う時は身頃+裏地+袖と、3枚一緒に縫います。

今回は、袖と身頃を付けてからぐるりとゴムシャーリングのミシンをしました。
シャーリングしてから身頃と袖を縫う方法もありますが、ぐるりと一気にシャーリングの方法の方が簡単です。


シャーリングも裏地と一緒にします。
表からミシンでシャーリングするのでよれたりしないように気を付けます。

シャーリングのワンピースは前と後ろが分かりにくいので、裏地の後ろ部分にブランドタグを縫い付けておきました。
後ろのマークになります。これ結構大事ですね~。

シャーリングはゴムカタン糸を使います。

私は白と黒しか持っていません。
大体これで、用が足ります。

よっぽど薄ーい生地で、お客様の物だったらぴったりの色を用意するかもですね。

水平ガマの家庭用ミシンですとゴムシャーリングは出来ない(下糸調子が出来ないので)ですが、
垂直ガマのでしたら、ボビンケースのねじで下糸調子が調整できるので、シャーリングにチャレンジしてみて下さいね。


なるべく涼しく!と思って、裏地は膝丈にしちゃいました。

使った裏地はベンラセーヌです。

ローン織りのさらっとしたキュプラです。
夏服に最適ですよ。

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