お仕立ての仕事★高級綿ツイードでワンピース★袖山のぐし縫いの仕方

東京都文京区で洋服のオーダーメイド、洋裁教室、型紙起こし、お直しの仕事等をしているクチュールメゾンユリトワです。

オーダーメイドのお仕事中。
ワンピースをお仕立て中。


来週の月曜日にお召しになる洋服です。
裁断始めまーす。


生地は、先週教室終わりにお客様と日暮里で購入した高級イタリア製の綿ツイード。


チャコで印を付けて、ロータリーカッターで裁断していきます。
カッターを使う時、定規をあててはいけません。
定規に刃があたると、定規がもう使い物になりません。

その代わりに、ミニミニ定規(古くなった定規を小さくカットしたもの)を下敷き代わりに当てながらカットしていくと良いです。

私がもっぱら使っているのはこちらの人物印のチャコです。
教室でも、欲しい生徒さんは買う事が出来ます。

ロータリーカッターはこちら

これ使うと、やめられないですね。
もちろん、裁ちばさみも必要です。
裁ちばさみでカットしやすい所と、ロータリーカッターでカットしやすい所それぞれあります。


お日にちは迫っていますが、ちゃんとお借り合わせは致します。
ぴったりにしないとね!


厚地のしっかりした生地なので、しつけ糸二本取りでぐし縫いしていきます。
袖山ね。


以前も書きましたが、ぐし縫いのラインもしるし付けすると良いですよ。
本縫いにも影響しますし、目からうろこの裏ワザです。
テイラーの講習会で教えてもらいました。


衿ぐりはまだ決定していないので、一応しろもでラインを付けておきます。
しろもとは白いしつけ糸です。

しつけ糸は使わない時もありますが、お仮縫いの時にはしつけ糸で組み立てるので欠かせません。

今日、仮縫い予定です。
上手くいくと良いなァ。

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