装苑1973年6月号★紹介しきれないほど満載★製図も載ってるよ

東京都文京区で洋服のオーダーメイド、洋裁教室、型紙起こし、お直しの仕事等をしているクチュールメゾンユリトワです。

ユリトワ洋裁教室の生徒さんが、貴重な本を貸して下さいました。


装苑です。
1073年6月特大号ですって!

現在の装苑はファッション誌ですが、昔は写真とともに製図と作り方の解説も載ってます。
今のミセスのスタイルブックに近いかもしれませんね。


モデルさんが、可愛い!
左が君島一郎、右が芦田淳のデザインですって。
製図も載ってます~。


製品図が絵で全て描かれています。
バックスタイルも全て!素晴らしい。絵の方が分かりやすかったりしますよね。


ジャケットを着てるデザインだと、中に着ているワンピースのフロントとバックの製品図も載ってて良いですね。


読みどころが満載で、お料理が載っていたり・・
タケノコ煮ですって~。


インテリアもあります。
憧れのベッドが置けなくても、こうすれば?なんてね。
一人暮らしの間借りしてる女性や、若めの主婦がターゲットなんでしょうか?


昔の広告も面白いです。
こちら、胸を大きくする飲み薬だってー!
今は見ないですね。


なんと!1社だけではないです。
こちらは塗り薬。胸にコンプレックスがある人が多かったんでしょうか?
今は、良いブラジャーがありますからね。
広告は、かなりいっぱい載ってます。
多いのは化粧品、デパート、旅行関係かな?

憧れのハワイ航路がいっぱいありました。
ハワイ特集の号だったし。


体のお手入れの仕方なんかも載ってます。


面白かったのがこちら。「街頭スナップ」
スナップ写真を撮って、服装チェックをするんです。
「このうちの何人の人が、既製服以外の物を着てるのか。」
と、既製服に対する手軽さと便利さが豊かさのの裏返しの貧しさになってるのでは?との懸念も書かれてます。
当時は、「洋裁の時代」でしたね。
私も母にいっぱい洋服を作ってもらいました。お仕立ても身近でしたよね。

しかし、このスナップは写真を勝手に取られて、ケチ付けられちゃったり、褒められたりするコーナーみたいです。
今では、個人情報とかでアウトかも?
でも面白い。カップルの彼氏の方を、
「三つ揃いに金鎖、ゴブラン織りのバッグに傘と、やりすぎね。」
なんて、にべもなく言われちゃったりしてます。

紹介しきれないほど、満載なんです。
しかし、これだけではなかったようです!

別冊に裁ち方縫い方便利帳なるものが、付録で付いていたようです。
それも見てみたかったですね。

その名の通り、裁断の方法、縫い方のポイントなんかが載っていたんでしょうね。
6月号という事は毎月出ていたんでしょうか?

生徒さんも古本を見つけて購入されたようです。
掘り出し物、見つけたら買いですね!

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