東京都文京区で洋服のオーダーメイド、洋裁教室、型紙起こし、お直しの仕事等をしているクチュールメゾンユリトワです。
バリで購入したバティックで、お客様のシャツをお作りします。
オレンジの伝統的なバティックです。
大きなボタニカル柄。
どのように裁断しようか色々と、悩みました。
横地をそのまま使うのはいまいち、ピンと来ない。
斜めに裁断すると良いかも～。
実際に、折ってみて、イメージを膨らませてみる。
生徒さんからも、
「こっちの方が絵画的で素敵！さすが、先生！」
と、褒められたのでその方向で進めることに～。
ヨークに耳の素敵な柄をちょこっとだけ使いたい。
いっぱい使うと、民族衣装チックになっちゃうから加減が重要。
この縁の柄、本当に可愛いのよね。
これは別の服に使おうかなぁ。
でも少しだけヨークに使いたいかな。
折ってみて、視覚で確認がやっぱり重要。
どの位の分量を使うべきか吟味します。
前身頃はこちらです。プルオーバーなので「わ」で裁断して、前は大きく開きを作っています。
もう、前あきを作っちゃいました。
この前あきも、耳を使おうかと考えました。
でも、やっぱりいかにも～になっちゃうからやめました。
ミャンマーからの生徒さんからもご指摘されましたが、
「縁の柄を使うと、インドネシアの大統領とかが正式な場で着る服みたいになっちゃいますよ～」
「使わない方が良い！」
とのアドバイス。そうかもね～！
生徒さんからもいっぱいアドバイスやインスピレーション受けちゃって有難いですね。
前身頃の左側に胸ポケット付いてます！
柄合わせバッチリにしちゃいました。
ぴったりすると気持ち良いですね～。
これはお仕立ての醍醐味というか、私のこだわりというか・・・楽しいです～(≧▽≦)
後ろ身頃、完成したのがこちらです。
悩むときりがないですが、デザインを任される身としては悩む時間が楽しいですね。
分量悩みました～。
仕立ててみないと分からない事いっぱいですね。
前身頃と後ろ身頃は完成です。
お仕立ての仕事もワクワクしながら進めています。
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