東京都文京区で洋服のオーダーメイド、洋裁教室、型紙起こし、お直しの仕事等をしているクチュールメゾンユリトワです。
コートの裏地交換の仕事を紹介します。
長年お召しになったコートの裏地が、破けてしまったので交換してほしいとの事でした。
裏地は工房にもありますが、お客様がお好きなものを選んで送っていただくこともあります。
お客様から、こちらでもよいですか？と、メールをいただきました。
ナニイロのリヨセルです。
裏地として、適しています。そして用尺です。
丈などを詳しくお聞かせいただき計算してみました。
お客様から、ネットで注文したものをこちらに送るようにして頂きました。
そして、いざ裁断する時、血の気が引く思いをしました。
柄の幅が生地幅よりもかなり狭いんです。
無地の部分がトータルで15.5㎝ありました。
106cmの幅で、柄の幅は90.5cmです。
今回は、幸いにもお仕立てするのには足りました。よかったです～。
でも、これからは、生地幅だけでなく柄の幅も気を付けようと肝に銘じました。
こちらの生地ですね。
生地はとても素敵です。リヨセルとは、レーヨンのような再生繊維です。
リヨセルはユーカリの木材から作られるそうです。
ポリとかの合成繊維と違って風合いも良いと思います。
生地屋さんによっては、柄の幅も明記してるブランドもありますね。
是非、柄の幅も書いておいてほしいです。
裁断する時は毎回ドキドキします。
切るよ～！と、インスタのストーリーに上げて気合を入れて裁断(笑)
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