東京都文京区で洋服のオーダーメイド、洋裁教室、型紙起こし、お直しの仕事等をしているクチュールメゾンユリトワです。
デニムを抜染してワンピースを作ります。
もうデザイン画は描いてあります。
一番、悩ましいのは紋様です。
どうしよう～？と、悩みまくり。
やっと決まり、デニムに描いていこう！と。
しかしトレース台でも全く写らず∑(ﾟДﾟ)ガーン
ちなみに、何かと転写するのに役立つトレース台。
私が持ってるのはこれ！
A2サイズです。大きくて使いやすいです。しかもお値打ち！
紙に描いたデザイン画を見ながら、直接布に糸目を引いていきます。
糸目（いとめ）とは、染色技法で染料が柄からにじみ出ないように堰き止めるための物です。
ペースト状の糊をセロファンに入れて絞り出していきます。
こんなところでも仮止めクリップが活躍してます(笑)
Amazonが安いです。
ちゃんと純正品を購入すべし！生徒さんが安い物を買ってずれまくり～と、嘆いていました。
縫製の時も重宝しています。50個入っているミニは生徒さんとも共用しても足りなくならなくて良いですね。
糸目をつける動画はこちらです。
少し糊をお水で伸ばしたので描きやすいですが、薄めすぎたみたい・・・汗
糊置き完了です。
さぁ、抜染していきます。
使うのはキッチンハイターと、使い古しのワンタフト歯ブラシ。
徐々に色抜きしていきます。
抜染の動画はこちらです。
段階的に徐々に抜染していきます。
前回、デニムパンツで家紋を抜染した時は、すっかり真っ白にしちゃったので、今回はブルーを残そうと思ってます。
第1弾の抜染デニムはこちらです。真っ白でしょ？
糊置きしてあるので、ハイターで埋めても堰き止められてます。
１回だと少し薄くなるくらいです。
これで３回目くらいです。
所々、白くするつもりです。
完了しました。
これから、たっぷり洗浄します。
塩素なので、生地がとても傷みます。
何回か水を変えて中和させていきます。なんか思い通りに行きそうです～。
中和させるのにはこちらを入れます。
チオ硫酸ナトリウムです。塩素中和剤です。
カルキ抜きのハイポで良いですよ。
まだ前身頃のトップス部分だけです。
しかも、他の個所はまだ製図すら完成してないんです。
気長に進めていきます。
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