東京都文京区で洋服のオーダーメイド、洋裁教室、型紙起こし、お直しの仕事等をしているクチュールメゾンユリトワです。
水着のお直しの仕事です。
こちらの水着です。
背中部分の肩甲骨の下あたりにベルトが渡っています。
それがゆるゆるでたるんじゃうんです。
このベルト部分をお詰めする仕事です。
後ろのたるみ部分、ほどいてカットして縫っていきますね。
水着を縫う糸
さて、水着を縫う糸、どんな糸で縫ってるの？と思いますね。
沢山の水着のお直しの仕事をしているので、どんな糸で縫っているのか毎回チェックしています。
実は、水着を縫っている糸は・・・
普通の糸！
既製の水着では、伸びないスパンの糸が多いですね。
でも、ロックで縫っている場合が多いので伸びない糸でも対応できるんですね。
おそらく、60番当たりの糸ですね。
私が使っているのはスパンではなく、フィラメントの60番です。
光沢があって、スパンよりも丈夫です。
洋服はもっぱらフィラメントで縫っています。生徒さん達にも無料で自由に使ってもらってるミシン糸です。
教室の糸はこちら。
エースクラウンというブランドのフィラメントの糸です。
60番の太さをメインに使っています。
短くして縫い直した感じはこちら。
ニット地はほつれないので、切りっぱなしの場合が多いですね。
お直し前も切りっぱなしだったので同じように始末しました。
ロックしていた場合はそのようにと、臨機応変で対応しています。
4本糸の差動のロックミシンがあるとニットも簡単に縫うことができてあると良いですね。
これから、夏に向けて水着縫いたーいという方がいらして楽しみです。
お直し完成です。
比較写真はインスタをご覧ください。
お直しの仕事は、実はとっても緊張します。
特に裁断する時。
切ったらもう、後戻りできないですからね。
お客様の思い入れのあるお洋服も沢山ありので、こちらも真剣に取り組みます。
弁償出来ない物がたくさんですからね。
でも、とても楽しい仕事です。有難い！
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