東京都文京区で洋服のオーダーメイド、洋裁教室、パターンオーダー、量産の仕事なんかをしているクチュールメゾンユリトワです。
お仕立ての仕事をしています。
今回は、メンズスラックスを作っていきます。先月、お仕立てしたお客様です。仕事でもお召しになっていらっしゃるそうですが、楽チンで毎日のようにお召しになっていらっしゃるとの事。
そして、同じものをもう1本オーダーして下さいました!嬉しいですね!光栄です。
教室前の朝1番に、裁断を済ませちゃいます。
裁断は、いつも慎重にしなければいけません。
大きく広げられ、落ち着いて出来る時が良いですね。
地の目の通し方
生地を揃える前にはちゃんと地の目を通しておきます。
少し切り込みを入れて、糸を1本引っ張ります。
引っ張ると、線が出てくるのでその線を切ります。
全部一気に引っ張らなくても良いです。ちょっと引っ張って切っての繰り返しが効率的です。
綾織りだったり、ニットだったり横糸ひっぱれない生地もあります。
教室が始まる前に、大きい物は裁断出来ました!
後はこまごましたパーツですね。
生徒さんは、製図をされています。
私は細かいパーツをチョキチョキしたり、接着芯を切ったりです。
裁断しても型紙は外さない
メンズのパンツはパーツがいっぱいです。
芯をアイロンで接着してからもまた、型紙と一緒にピンで留めておきます。
縫製する直前まで型紙を一緒にしておきます。
裁断して、すぐに型紙から外してしまう生徒さんがいらっしゃいますが、私はおススメしていません。
型紙を外しちゃってる生徒さんに、
「見返しは?」とか、「後ろ身頃は?」って、聞いてから探し回る事、数分なんて事よくあります。
「あれ?裁断してないのかも?」なんて、裁断し直してから出てくる事もあります。
時間のロスですし、型紙から外してしまう事によって生地が伸びてしまう危険もあります。
小さいパーツなんかは、床に落としたらゴミと間違えて捨てちゃうかもですよ!
バイアスのスカートやドレスなどの、型紙から外して数日吊るして伸ばすなんて作業がある場合は別ですよ。
あくまで、私の考え方です。色々な考え方があると思いますので、強要はしません。
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