ボタニカル柄ワンピ★縫製の裏側をお見せしちゃいますね

東京都文京区で洋服のオーダーメイド、洋裁教室、パターンオーダー、量産の仕事なんかをしているクチュールメゾンユリトワです。

こちらのワンピース。

前日に出来たばかりのワンピース。
裏側も詳細お見せしちゃいますね。

ボタン


ボタンから。
こちら、裏側に力(ちから)ボタンをかましてます。
力(ちから)ボタンって、重素材のコートなどに使うイメージありますか?

基本はそうかもしれませんが、弱ーい今回の生地の様なものにも私は使います。
生地を傷めないようにするための力(ちから)ボタンです。


工房でも潤沢にストックがありますよ。

おススメです。

安ーいので、是非とも大事なお洋服を作る時はお使いになって下さいね。


胸元の下で結ぶ紐。
こちらは、150㎝にしました。
中縫いでひっくり返すなんてしてないですよ。
折って折って、叩いてるだけ。全然オッケーよ。

紐通し口


紐の通し口は事前に、ボタンホールを作っておきました。
ミシンで簡単にね~。

紐通し口の裏側


スカートの上側切り替え部分を、多めに縫い代を取っておいてます。
補強の為に、縫い代側に接着テープを貼ってから折って叩いてます。
洗濯にも耐えられるようにしたいですもんね。


袖口カフスはギャザーを寄せてます。
10㎝位のギャザーかな?

袖ぐり始末


脇やパネルの縫い代は袋縫いにしましたが、袖ぐりはギャザーを寄せながら縫わなきゃいけなかったので袋縫いは難しいかな?と。
別布を使ってパイピングにしました。

使ったのはキュプラのベンエミールです。

洋服によって、裏地も変えてますよ。
洋服作りは常にしていると、新たな発見がいっぱいあって日々勉強になります。
自分で縫わないと発見もありませんよね。いっぱいこれからもモノ作りしていきます!

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