型紙起こしの仕事★バストダーツの縫い代の付け方★ワンピースのパターン

東京都文京区で洋服のオーダーメイド、洋裁教室、パターンオーダー、量産の仕事なんかをしているクチュールメゾンユリトワです。

昨日の18時近い夕方の教室風景。


生徒さんは裏地を裁断中。

私は奥で型紙起こしの仕事をしています。
ワンピースから製図を起こしていきます。


型紙を起こしてもらいたいワンピースを郵送して頂きました。
こちらを基に製図を起こしていきます。


刺しゅうが可愛い夏ワンピですね。
裏地なし、ファスナーなし仕様に変えて型紙起こしていきます。


縫い代付きで、とのご注文。
実際の洋服は1㎝の縫い代が付いていますが、お客様の要望により1.5cmの縫い代を付けて作っていきます。
(縫い代の幅はご指定頂けますよ)

縫い代を付けるにもこちらの定規ですと簡単に付けられます。

私のだーい好きな定規です。
7mm、12mmのラインもあるので縫い代付けに重宝しますよ。今回は15mm幅で縫い代付けをしていきます。


バストダーツの部分の縫い代は、たたんだ状態で縫い代を書きます。


開くとこんな感じになります。
ダーツ部分の縫い代はどうすればいいの?と思いますよね。


たたんだ状態でカッターで切ります。
ダーツは上に倒す仕様にしますので、型紙も上に倒した状態でカットしていきます。
倒す向きによって、縫い代の形が変わりますので要注意です。

あー、文鎮の皮穴開いてきちゃいましたね。何の処置もしませんが・・・
でも大好きです。小さくて使い勝手がいいですよ。

カッターの刃も毎日使っているのでしょっちゅうポキポキ折ってキンキンで使っています。
こちらのカッターおススメですよ。教室には、ピンクと白と2本あります。
生徒さんからも「このカッター使いやすい!」と、人気のカッターです。皆さん真似して購入されてます。


こんな形になりました
平面の製図上でも数値を計算して、縫い代付ける事が出来ますが、たたんじゃってカットする方が簡単ですね。
たたみ方も裏ワザありまーす!教室に来ていただければお教えしますね!

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